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しっかり食べて、しっかり健康! 健康食品の選び方
健康食品の基礎知識
健康食品ってどんなもの?
健食・サプリの効果的な摂り方
健康食品キーワード
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特定保健用食品
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特別用途食品
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ギャバ
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ポリフェノール
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アガリクス
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プロポリス
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ローヤルゼリー
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にがり
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ガジュツ
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マカ
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イソフラボン
目的別の成分効能
体質改善系
疲労回復系
血液サラサラ系
健康維持系
メンタル系
健康食品の基礎知識
今、なにかと話題の健康食品。あなたも気になりませんか? 健康食品・サプリの基礎から効果的な摂り方まで、知っておきたいポイントをご紹介します。
健康食品ってどんなもの?
「健康食品」は健康を促進、保持する栄養を含んだ食品。決まった定義はありませんが、以下の項目の総称を指すことが一般的です。
< 健康食品 >
1.一般食品
食品の中でも健康に良い成分を多く含む食品
2.栄養機能食品
表示許可はないが、栄養に関する規格基準を満たしている食品
3.特定保健用食品
厚生労働大臣の表示許可を得ている食品
4.医薬品
医薬品の成分が入っているもの。医薬部外品を含む
◇ なぜ今、健康食品が必要なの?
一日三食きちんと食事をとっているから、健康食品やサプリメントをとらなくても大丈夫、と思っている人も多いかと思います。しかし、食生活が豊かになっている反面、普段の食事に
栄養の偏り
が見られることも事実です。また、今は野菜自体が、土壌や栽培方法の変化、品種改良などにより、
昔と比べて栄養が減ってきている
と言われます。つまり、普通に野菜を摂る食事をしていても、栄養が不足する可能性があるということです。
そんな背景もあり、毎日の食生活で不足がちな栄養を、より手軽に補給できる
「健康食品」
や
「サプリメント」
が注目されているわけです。
中でも、飲みやすいサプリメントが主流になりつつありますね。そのサプリも用途や目的によって形態はさまざま。粉状、錠剤、カプセル、飲料タイプ、成分の種類も豊富にあります。
ただきちんと意識しておきたいことは、健康食品やサプリメントは「薬」ではなく、あくまで「食品」。病気を短期的に治すというよりも、予防や長期的な健康維持のために摂るのが本来の目的です。まずは日々の食生活を見つめ直して、自分はどの栄養を補えばよいかをしっかり理解しておきましょう。
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健康食品・サプリメントの効果的な摂り方
健康食品といっても、むやみに摂取量を増やしたり、色々な種類を一度に摂ったりしては効果的とはいえません。どのように摂取するのがよいのでしょう?
◇ 食事時、運動時、睡眠前は効果的
まず、それぞれの成分によってベストな摂取時がありますので、説明書などをよく読んで、飲み時を守ることは基本です。
一般的には、運動前や食事前後は、カラダの中で栄養を積極的に取り込もうとします。また、人間のカラダは寝ている間に、体内でいろいろな物質を生成しようします。そのため、食事前後や運動前、睡眠前に摂るとより効果があるといわれています。カラダが栄養を必要としている時、その成分が一番活躍できるタイミングを理解して、効果の高いリズムをつかみましょう。
◇ 摂取量、成分の特徴を考える
たくさん飲んでも、排出されてしまったり、ムダに蓄積されてしまっては意味がありません。摂り過ぎは、カラダにもお財布にも優しくありませんね。表示してある摂取量をよく読むことが必要です。
一度に大量に飲むのではなく、基本的には一日何度かに分けます。成分によって異なりますが、その特徴をいかして摂るようにしましょう。
例えばビタミン。ビタミンには、「水溶性」と「脂溶性」の2種類あります。
水溶性ビタミン
(ビタミンBやC)は水に溶けやすく、2〜3時間で体の外に出てしまうので、数時間おきに定期的に摂り、体内の濃度を一定に保つことが必要です。一方、
脂溶性ビタミン
(ビタミンAやD)は油に溶けやすく、脂肪として蓄積されるので、一回の過剰摂取は要注意です。このように、その特徴を知り、成分に合った摂り方をしていきます。
◇ 成分の相性を考える
成分によって、いっしょに摂ると相性のいいものがあります。
例えば、
ビタミンD+カルシウム
体内でカルシウムを吸収するのに効果的。
マグネシウム+カルシウム
神経、筋肉の働きが良くなる。エネルギー代謝の促進も。
ミネラル+クエン酸+アミノ酸
体の機能や調整に不可欠なミネラルを吸収しやすくする。疲労の回復力を高める。
また、健康食品やサプリメントは飲んですぐ効果が出る薬とは違うので、自分に合うものが見つかったら、3ヶ月、半年と、期間を定めて効果をみていきましょう。
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健康食品キーワード
(1)特定保健用食品
カラダに良いとされる働きを持つ成分を含み、その効果が期待され、厚生労働大臣の許可を受けた食品のこと。「トクホ」と呼ばれる。前面への効用表示が定められているので、安心して買うことができる。
(2)特別用途食品
乳幼児、子ども、妊娠中、高齢者、疾患をもつ人などに適した栄養を含み、厚生労働大臣が許可した食品のこと。発育や健康の保持、回復などを目的とする。「乳児用」「幼児用」「糖尿病者用」などの対象者の区分表示がされ、「低ナトリウム食品」「低カロリー食品」「アレルゲン除去食品」などの種類がある。
(3)ギャバ
主に人間の脳内にある神経伝達物質であるアミノ酸の一種。Gamma-Amino Butyric Acidの略。玄米、お茶、みそ、しょうゆなどに含まれる。血圧を下げ、脂肪分を減らし、肝臓や腎臓の機能を高める作用がある。またストレスをやわらげ、気分を良くするリラックス効果も期待できる。
(4) ポリフェノール
光合成によって作られる植物に含まれている苦味や渋み成分のこと。主なものに赤ワインのアントシアニン、お茶のカテキン、大豆のイソフラボン、そばのルチン、ゴマのセサミノールなど。活性酵素の働きを抑え、細胞の老化を防ぐ抗酸化作用がある。
(5)アガリクス
古くはインカ帝国の時代から「神の茸」などといわれ重宝されていたキノコの一種。免疫を高めるベータグルカンの含有量がキノコの中でもトップクラス。がん、糖尿病、肝臓疾患などの成人病やアトピー性皮膚炎、花粉症などに効果があるといわれる。
(6)プロポリス
主成分のフラボノイドを含め、成分は現在約300種類も確認されており、抗がん作用、抗菌作用、自然治癒力の強化のほか、最近では胃潰瘍やインフルエンザにも良いとされている。ミツバチが外敵を防ぐために巣に塗る、樹液とミツバチ自身の分泌液を合わせて作られる樹脂状の物質で、ギリシャ語では「敵を防ぐ城壁」の意。
(7)ローヤルゼリー
集めてきた花粉を働きバチが消化、分解し分泌したもの。ミツバチの中でも女王バチしか食べないという貴重な成分。22種のアミノ酸をはじめ、たんぱく質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルなどをバランス良く含む。
(8)にがり
海水を濃縮し、塩を結晶させて取り出した後に残った液体のこと。主成分は塩化マグネシウム。ミネラルも多く含み、新陳代謝を活性化、利尿作用を促し、老廃物を体外に排出させる効果がある。液体タイプの「天然にがり」や粉末タイプの「塩化マグネシウム(にがり)」などがある。
(9)ガジュツ
紫ウコンのことで、ショウガ科の多年草。薬効に優れた精油成分を豊富に含む。成分のカンファーは胃腸の働きを良くし、アズレンは胃液の働きを調節するなど、健康な胃腸をつくるといわれる。また殺菌作用や美肌効果なども。
(10)マカ
南米アンデス地方の高原で栽培される天然植物。アブラナ科。栄養価が高く、慢性疲労や滋養強壮に効くといわれる。ミネラル・ビタミンが豊富でバランスも良く、また生殖機能の活性化などにも注目されている。
(11)イソフラボン
大豆などに多く含まれるフラボノイドの一種。女性ホルモンであるエストロゲンに似た働きをすることで、更年期障害、乳がんなどに有効な成分といわれる。
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