徹底比較 不動産 人生最大の買い物だから、賢く購入したい!
住宅購入の基礎知識
あなたは、マンション派?それとも一戸建て派?
失敗しないマンション選びのポイント
おトクに!住宅ローンの選び方
住宅ローン以外の諸費用リスト
坪単価を把握しておこう!
知っ得!五箇条
不動産会社の選び方!
モデルルームのチェックポイント
無理のない返済額にするために!
住宅ローンを組むと、減税になる!?
間取り図から読み込むワザ
住宅購入の用語集
住宅金融公庫
住宅ローン控除
宅建業者
取引態様
登記
手付け
管理組合
管理形態
建ぺい率
占有率
2×4(ツーバイフォー)工法
知ッ得!五箇条
少しでも理想の住宅を手に入れるために、知っておきたいポイントをチェック。簡単に買い直せるものではないので、慎重になりすぎるくらいでOKなのです。
第一条 不動産会社の選び方!
理想的な住まい探しのために、どうやって不動産会社を見極めるか?
不動産会社は大手、中小に関わらず、それぞれの個性があります。
◆シングル向けで都心のマンションが得意
◆ファミリー向けの郊外の大型マンションが得意
◆デザイナーズマンションなど、こだわりの注文住宅が得意
などなど。最近は各社ともホームページで新規物件を紹介しているので、自分の好みや条件に合う物件を扱っているかを確認してみましょう。
 その際、サイトの見方として、新しい情報が随時更新されているかなどもチェック。また、会員制のメルマガを購読したり、「○○倶楽部」というような会員組織に入会すれば、定期的に最新情報を得ることができます。会員になると、購入時に特典がある場合も!
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第二条 ここに注目!モデルルームのチェックポイント
ホームページやパンフレットで候補の住宅を見つけたら、次は実際に見学してみたくなるもの。このモデルルームでは、効率よく、しっかりとポイントを押さえてチェックするのが秘訣です。

1. セキュリティ面
2. 冷蔵庫、洗濯機のスペース
3. クローゼットのサイズや使い勝手
4. ネット環境
5. フローリングは、裸足で歩いて感触や遮音性を確認
6. ドアロックや設備品にも触れて、感触を確認
7. 各部屋のドアの開閉スペースに余裕があるか
(各部屋のドア同士がぶつからないか)

などなど。最近は、床暖房も増えていますが、天井が高すぎると、冬いつまでも寒い…ということも。ペットと住みたいなど、ライフスタイルによってチェックポイントは違いますが、一般的なチェックポイントは上記。
 モデルルームに初めて行く、また不安な人は、週末に行くのがおすすめです。混雑しているなかで、さりげなくチェックしてモデルルームの雰囲気や様子を体験してみて。何件か見学して慣れてきたら、担当者からじっくりと話が聞けるよう予約をするとベター。
 また、物件の場所をチェックする時には、実際に最寄り駅から歩いてみる、昼間と夜間、平日と休日、雨の日など、それぞれの違いをチェックすることも重要です。他のマンションと比較し、疑問点を担当者に質問することも忘れずに。
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第三条 住宅ローンを無理のない返済額にするために!
住宅購入を成功させるためには、“無理のない返済額”を考えること。「無理すればなんとかなるかなぁ」などという楽観論では、のちのち痛い目にあうことも…。子供がいる場合は教育資金などローン以外にかかる費用も考えて、家計の中からきちんと払っていける金額を設定しましょう。
 現在の住まいにかけている金額を返済額として、借入金を決めるのが失敗しないローンの秘訣。また、将来どうなるかわからないボーナス払いもできるだけ少なくしたほうがいいかも。ホームページ上でローンシュミレーションができる不動産会社も多いので、積極的に利用して購入の参考にしてみましょう。

◇年収から割り出す「毎月のローン返済可能額」

例えば、年収300万円の人ならば
300万円×25%÷12=65,200円
★これが毎月の返済額となり、家賃とほぼ同額になるように設定する
★金利は金融機関や借り方によって異なるので要注意
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第四条 住宅ローンを組むと、減税になる!?
通称「住宅ローン控除」。マイホーム取得促進を目的に設けられている「住宅借入金等特別控除」です。つまり、住宅ローンを利用してマイホームを新築・購入・増改築等をしたときに、一定の要件にあてはまれば、住み始めた年から10年間、ローンの年末残高の1%が所得税から控除される制度。
 例えば、4,000万円であれば40万円、2,000万円であれば20万円になります。平成16年度の改正で、平成17〜20年までの居住分については、居住年(購入年ではなく入居年)によってローン残高の限度額や控除率が減少していくようになりました。控除を受けるための条件としては、
1. 床面積が50平米以上であること
2. 床面積の50%以上が居住用であること
3. 控除を受ける年の所得金額が3,000万円以下であること
4. 償還期間10年以上のローンであること
5. 住宅取得後6ヶ月以内に入居し、引き続き居住していること
など。初年度は自分で確定申告をする必要があり、ちょっぴり面倒なのですが、翌年からはサラリーマンであれば会社が年末調整で手続きしてくれるので、カンタン! 不動産の税制は「猫の目税制」といって毎年くるくる変わるので、新税制の発表は見逃せません
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第五条 間取り図から読み込むワザ
従来は、不動産広告やパンフレットで物件を検討したものですが、最近はホームページで最新の物件がチェックできるので、とっても便利。動画などリアルに見られるものもあるので、イメージがわきやすいと好評です。
各ホームページには、環境や施設についても詳細が記載されていますが、なんといっても重要なのは間取り。そこで、間取り図に出てくる言葉や設備をチェックしてみましょう。
◇間取り図に出てくる言葉を理解しよう!
●RC(アールシー)
鉄筋コンクリート構造の建物のこと
●HRC(エイチアールシー)
固く、より強度なコンクリートを用いた鉄筋コンクリート造のこと
●ALC(エーエルシー)
軽量気泡コンクリートのこと。断熱、耐火性にすぐれている
●S(エス)
サービスルーム。居室とは認められない納戸などの部屋。「4LDK+S」「4SLDK」などと表示する
●ウォークインクローゼット
出入りすることができる大型の収納部屋
●ウォールキャビネット
壁に取り付ける吊戸棚
●グルニエ
屋根裏を利用した部屋のこと
●ダウンライト
天井に埋め込まれた照明
●トップライト
天井に設ける窓。別名「天窓」。普通の窓より3倍の明るさを得ることができる
●ディスポーザー
キッチン用生ゴミ粉砕器のこと
●パイプスペース(PS)
上水・下水・ガス管などを通すためのスペース
●ビルトインファニチャー
建物にはめ込まれた造りつけの家具。家具にスペースを取られることなく、部屋を広々と使うことができる
●バスコート
浴室の窓越しに外の風景を楽しめる坪庭
●パントリー
室温でも十分に保存がきく食品用の収納庫。キッチンに配されることが多い
●パティオ
タイル張りをしたスペイン風の中庭のこと
●メゾネット
ひとつの住戸内が内階段で2層構造に分かれており、2階建てのような雰囲気が味わえる
●ラウンジピット
居間の床を一部掘り下げて作ったスペース。くつろぎを演出する効果がある
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